クレジットカードのグレード
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- カテゴリ: プレミアムカードの特徴
- 作者: プレミアムカード・ゴールドカード比較ラボ
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クレジットカードのグレード
クレジットカードには、信用のレベルに応じてグレードという段階が設定されています。一般カードは一番下のグレードであり、ゴールドカードはその上のグレード、プラチナカードはさらに上のグレードという形になります。
一般的なクレジットカードのグレード(ランクが低い順番)
- 一般カード(クラシックカード、スタンダードカード)
- ヤングゴールドカード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
一般カード(クラシックカード、スタンダードカード)
一般カード(クラシックカード、スタンダードカード)とは、カード会社が発行するクレジットカードの一般的なカードのことです。年会費は無料のものから、数千円のものまであり、比較的誰でも作ることのできるクレジットカードと言えるでしょう。今では、年会費をきっちりと取る一般カードは多くなく、ほとんどの場合は年会費無料のカードが多いです。審査も一番ハードルが低くなっています。利用限度額は、20万円~50万円が相場。頻繁に利用している優良顧客には上のグレードのインビテーション(招待)がカード会社から来て、上のグレードに移ることもあります。
ヤングゴールドカード
ゴールドカードの審査条件を若い年齢層まで下げたゴールドカードの一種です。一般カードに比べて特典やサービスが優れているものの、ゴールドカードの特典よりは下がる、または制限がかけられているケースが多いです。年会費は数千円前後の場合が多く、初年度年会費無料というようなカードも存在します。審査条件も緩和されているため、20代前半のビジネスマンであれば持つことのできるゴールドカードと言えます。見た目はゴールドカードと変わらないため、人よりも優れているように見られたいなど優越感を求めて利用している若者に人気があり、30歳を超えるタイミングでゴールドカードにグレードを切り替えるケースが多くあります。
ゴールドカード
一般カードやヤングゴールドカードよりも、特典が多い優良顧客にのみ発行されるカード。サービスは充実しており、国内外の有料の空港ラウンジが無料であったり、ホテルやチケットの予約を代わりにしてくれたり、海外旅行の保険の補償額が高額であったり、一般カードと比べるとハイクオリティなサービスを受けることが可能になっています。また、審査も一般的には30歳以上、年収500万以上といわれていて、一般カードやヤングゴールドカードよりもハードル高い。ただし、近年ではゴールドカードの審査も緩和される傾向があるため、通常の仕事を持っていて、クレジットヒストリー(今までの借入の実績)が良ければ十分に利用できるカードになっています。年会費は1万円前後が相場になっています。
プラチナカード
最高レベルの富裕層向けカードといえます。ゴールドカードまでのグレードのカードと違い、一般的には利用者からの申し込みでプラチナカードを作ることはできません。ゴールドカードなどを利用し、その利用実績を見て、カード会社が優良顧客と判断し、インビテーション(招待)をされてはじめて入会が許されるエグゼクティブのためのカードになります。そのため、ゴールドカードよりもステータス性は高く、利用限度額も格段に高く設定されています。
ブラックカード
これは、プラチナカードよりもさらに上のグレードとして、日本でも僅かに限られたエグゼクティブしか所有できないクレジットカードのことをいいます。
電話1本でジェット機をチャーターできる、まるで秘書のような専用デスクを利用できる、ホテルの部屋をタダでスイートにアップグレードできる、VIP限定ファッションショーや有名ブランドの新作発表会に招待など、レベルを超えた特典やサービスが用意されています。このカードを持つためには、毎月の利用額が数百万・数千万単位で必要なレベルのクレジットヒストリーが必要になります。クレジットカードの最高峰といえるでしょう。