ゴールドカード利点徹底検証
ゴールドカード利点徹底検証
ゴールドカードの利点というのはどういうものがあるのでしょうか?
「ゴールドカードってちょっとかっこいいけど、数千円~1万円程度の年会費を払う価値って本当にあるのかなぁ~」
と感じている人も多いように思います。今回はゴールドカードの利点を徹底検証してみました。
知っておくべきことはゴールドカードと言ってもいろいろある
まず利点を解説する前にゴールドカードには色々な種類があることを知る必要があります。
- ステイタス性が高いアメリカン・エキスプレス・ゴールド
- 年会費が2000円(税抜)程度の格安ゴールドカード
- 学生でも持てるヤングゴールドカード
- 楽天プレミアムカードなどの提携カードのゴールドカード
- ・・・
と年会費も2,000円(税別)~1万円(税抜)ほどとかなり差があるのです。当然、利点はゴールドカードごとに違うのですが、今回は考えられる利点の中で優秀なものをすべて網羅してみました。
1.ステイタス性による利点
依然と比較すればゴールドカードは取得しやすくなっているため、ステイタス性面の利点というのも若干少なくなっていますが、それでも一般カードとは比較にならない信頼性が生まれるのです。実際にJCBのデータでは約5500万人のカード会員のうちゴールドカード会員というのは、約300万人ほどしかいないのです。5%程度しかいない選ばれたステイタスがあるのは事実なのです。
異性にモテる
クレジットカードのステイタスに恋をする人はいませんが、女性が男性の価値を判断する上で重要な要素のひとつになるのは経済力です。すべての女性とは言いませんが、合コンなどで時計や身なりから経済力を推定されることも多いのではないでしょうか?
異性とレストランに行ったときのl支払い時に「楽天カードを出すのか?」「アメリカン・エキスプレス・ゴールド」では与える印象はかなり違うものなのです。モテる要素のひとつとしての利点がゴールドカードにはあるのです。
部下から信頼される
異性だけでなく、部下との飲み会で出すクレジットカードというのも重要なポイントになってきます。部下からすれば出世すれば上司と同じ立場になるため、目指すべき上司が会計時に「楽天カード」を出していて、他の会社の上司が「アメリカン・エキスプレス・ゴールド」を出していたら・・・あなたはどう思うでしょうか?
この会社で出世しても、あまり給料もらえないのかな?と思ってしまう部下がいるかもしれません。上司の立場からすれば「上司のようになりたい。だから仕事頑張ろう」と思ってもらえるのがベストです。そのためにはゴールドカードのランクというのも実は大きな利点になるのです。ある程度の年齢になるとゴールドカードを持つことも検討せざるを得ないと言えます。
取引先から信頼される
これも同じですが、ある程度の役職になれば会社の取引先の接待の場に同席することも多いかと思います。このときに「楽天カードで会計をできますか?」という問題があります。「そんなの気にしないよ。」と考える人もいると思いますが、相手の取引先はどう思うかはわかりません。「この会社はある程度の役職の人がゴールドカードも持っていないのか・・・」と思われている可能性がゼロではないのです。取引先の信頼確保という意味でも、ある程度の役職であればゴールドカードというステイタスは必需品なのです。
若いうちは自慢ができる・・・
逆に大学生でも、社会人1年目、2年目でも取得できるヤングゴールドカードというものもあります。見た目はゴールドカードと変わりないため、友達と食事に行ってゴールドカードで支払っていれば「ゴールドカード持っているの?」と一目置かれる可能性も高いのです。30代以降ではゴールドカードを持っているだけでは自慢はできませんが、10代後半20代前半であれば、それなりの自慢のツールになりうるのです。
2.コンシェルジュデスクという利点
これもゴールドカードによってかなり差はあるのですが、ゴールドカードにはコンシェルジュデスクがあることも多いのです。一般カードの場合は、コールセンターで電話サポートが受けられますが、コンシェルジュデスクとは別物なのです。では、コンシェルジュデスクの利点はどこにあるのでしょうか?
ホテル、レストランやイベントの予約・手配
ゴールドデスクと呼ばれるコンシェルジュデスクの場合、レストランやイベントの予約を代行してくれます。単純に予約の手間がかからないというだけではなく「コンシェルジュ」と名乗るだけあって、一見さんお断りのお店の予約や彼女や奥さんにサプライズをしたい場合のお店の提案、会社の接待に向いているお店の紹介・・・など状況に合わせて相談ができ、その上で膨大なデータベースから予約・手配をしてくれるのです。営業で接待をするケースや彼女とのデートプランなどに活用できるものです。
ホテルの空き室がない、年末年始で忘年会の予約が取れない、という状況でも、コンシェルジュデスクに頼めばかなりの確率で解決できるのです。とくに海外のホテルなどでアメリカン・エキスプレス・ゴールドやダイナースクラブカードなどを保有していると勝手に優遇されていることが多いのです。
コンシェルジュデスク経由の方が優遇される?
これは絶対というわけではありませんが、コンシェルジュデスク経由でホテルなどの予約をした場合、上客として扱ってもらえる可能性が高いのです。空いている部屋があれば無料でアップグレードしてくれるなどのサービスが受けられる可能性があります。
3.海外旅行で活躍するという利点
海外旅行傷保険の補償条件が広い
ゴールドカードで目立つのは海外旅行傷害保険の死亡保障などの最高補償額が1億円というように高いことが目立って描かれてしまうのですが、実際にはそれ以上に重要なのは「携行品損害」「傷害治療費用」「疾病治療費用」「欠航・遅延・ロストバゲージ」などの補償なのです。
年会費無料のクレジットカードでも、海外旅行傷害保険は付帯しているケースがあるのですが、実際に細かい補償内容を見てみると「死亡保障」などの大きな補償だけで、実際は一番利用するケースの多い、ケガをした場合の治療費用「傷害治療費用」や持っていたものを落としてしまった場合の「携行品損害」が付帯されていない、もしくは補償が少ないケースがほとんどなのです。
実際に安心して海外に行けるのはゴールドカードなのです。また、お手持ちのクレジットカードで旅行代金を支払わないと保険が適用されない「利用付帯」は一般カードに多く、ゴールドカードの場合は持っているだけで保険が適用される「自動付帯」が多いのです。これも大きな利点と言えます。
海外旅行に同行した家族も自動的に海外旅行傷害保険が適用される
すべてのゴールドカードではありませんが、ゴールドカードの中では一緒に家族旅行をした場合にゴールドカードをもっている人だけでなく、その家族まで補償の対象になるものがあるのです。生計を共にする同居の親族、別居の未婚の子供であれば、補償の対象になるというのであれば、家族旅行で海外に行く、お父さん、お母さんには必須のクレジットカードとも言えます。ゴールドカードの年会費よりも、家族分の海外旅行保険に入る方がはるかに高い保険料が必要だからです。
国内空港ラウンジも無料
ゴールドカードではほとんどのカードで国内空港の有料ラウンジを無料で利用できるようになっています。前年ながら、海外の空港ラウンジが利用可能な「プライオリティパス」はプラチナカードでないと付帯されていないケースがほとんどですが、国内旅行や国内出張であれば、十分に専用ラウンジで待ち時間を有意義に利用できるのです。
他の空港関連サービスも充実
他にも、優遇料金での空港へのハイヤー送迎やスーツケースの無料宅配、WI-FIレンタルや空港内で荷物を持ってくれるサービスなど、ゴールドカードの方が空港利用では利点が多いのです。
4.限度額が大きい利点
一般カードとゴールドカードの大きな違いのひとつにショッピング限度額の違いがあります。一般カードの場合は、発行直後は30万円~50万円程度が限度額になってしまうものも多く、この場合クレジットヒストリーを貯めなければ、大きな買い物をするとすぐに限度額に達してしまって、クレジットカードが利用できないというケースが出てきてしまうのです。「1ヶ月で30万円も使わないよ。」と思う方も注意が必要なのは、ショッピング限度額というのはだいたい2ヵ月分の利用額に相当するということです。限度額が30万円であれば、月15万円ぐらい使うと、引き落としまでに時間がかかるため、2ヶ月で限度額がいっぱいになってしまうのです。
ゴールドカードの場合は、発行直後でも100万円を超える限度額が設定できることも多く不便さを感じない利点があります。
5.ポイントが優遇される利点
ポイント還元率が高い
提携カードのゴールドカードに多いのですが、単純にポイント還元率が一般カードよりも、ゴールドカードの方が高く設定されています。カード利用額が多ければ年会費分の費用負担を加味しても、ゴールドカードの方がポイントが貯まりやすくてお得ということも多いのです。
キャンペーンのポイント特典が大きい
クレジットカードの顧客獲得キャンペーンでも、一般カードよりも、ゴールドカードの方が、キャンペーンで付与されるポイントが大きいことが多いです。
6.特別なイベント招待
ゴールドカード保有者にだけ、特別にブランド品のクローズドセールや映画の試写会、特別な観覧イベント、ワインのバーゲン、遊園地の待ち時間なしでの案内・・・などカード会社によって色々なゴールド会員限定プランが用意されています。
まとめ
ゴールカードは年会費が1万円程度かかるため、どうしても躊躇してしまいがちなのですが、活用すれば必ずそれ以上の価値はあります。ゴールドカードの利点を確認したうえで、ゴールドカードを比較検討して、自分が活用しやすいゴールドカードを選ぶことをおすすめします。