国際ブランドの会員数と取扱額
国際ブランドの会員数と取扱額
クレジットカードの国際ブランドは、どれを選べば良いのでしょうか?ここでは、ブランド別の会員数と取扱額シェアを紹介します。
世界での国際ブランドの会員数シェア
調査データ:2010年
出典:NILSON REPORT CORPORATE STRATEGY 2011
世界での国際ブランドのカードショッピング取扱高シェア
調査データ:2010年
出典:NILSON REPORT CORPORATE STRATEGY 2011
考察
- 取扱高、会員数ともにVisaが約45%と1位
- 次いでMasterCardが取扱高、会員数ともに30%前後で2位
- アメックスは会員数が少ない割に取扱高は3倍に増加する
単純に会員数で見るとVisaとMasterCardで約8割を占める結果になっている。それだけ利用できる加盟店が多いなど利便性の部分では2つの国際ブランドが抜きに出ているということだろう。中国の銀聯が会員数では3番手につけているものの取扱高は少なくアメックスに抜かれている。
プラチナカード、ゴールドカードなどプレミアムカード利用者が多いと想定されるアメックスは、会員数の3倍近い取扱高のシェアを誇る。プレミアムな特典とともに富裕層・エグゼクティブの囲い込みに成功しているということだろう。逆に言えば、プレミアムカード選びではアメックスがエグゼクティブに一番利用されている信頼性のある国際ブランドと言えるだろう。